窪田くんと富美加ちゃんと最後に洋次郎【映画 『東京喰種 トーキョーグール』実写キャスト・ レビューまとめ】
©2017「東京喰種」製作委員会
もやいです。
先日映画『東京喰種 ‐トーキョーグール‐』観てまいりました。
原作をすべて読んでいる身からすると『実写化』には多少不安はあったものの
その不安を吹き飛ばすような出来栄えでした。
今回は簡単に作品概要の紹介します。
その後内容にはあまり触れず、
キャストさんの演技や大体の演出をレビューします。
映画内容のネタバレは無いように努めておりますのでご安心を!!
僕は原作を最新刊まで全て読んでいますので、作品自体の前提、にはあえて触れないで進めていきたいと思います。
そのため原作未読の方はご注意ください!
映画 『東京喰種 トーキョーグール』作品概要
あらすじ
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『喰種-グール-』と呼ばれる怪人が潜む東京。ごく普通の大学生、金木研18歳は小さい頃から読書が好きでおとなしい性格。彼はよく通っている喫茶店で同じ作家の作品を読んでいる神代利世(リゼ)を見かける。 その彼女に恋した金木は友人の永近英良に背中を押され彼女をデートに誘う。そこで金木はリゼが『喰種-グール-』であることを知り襲われてしまう。事故にあったとして病院に運ばれた金木はその場にいたリゼの臓器を移植されてしまい、半喰種となってしまう。もはや人間ではなくなってしまった金木研の人生は大きく変わり、様々な葛藤を抱えながら『生きて』いくのであった…
特別予告編
この特別予告をご覧いただくと映画『東京喰種 トーキョーグール』はもとい、東京喰種の世界観がよく分かります。
喰種の特徴でもある『嚇子-かぐね-』や『嚇眼-かくがん-』もリアルに再現されていて、戦闘シーンも臨場感溢れています。
上映時間
映画を観る上で地味に大切となる、上映時間は119分。
邦画にしては少し長めですが多少映画内容がグロテスクな面もあってか、
ドリンクやポップコーンを持っている方は少ないような印象を受けました。
キャスト紹介 &レビュー
金木研(カネキ):窪田正孝
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この物語の主人公『金木研』を務めるのは窪田正隆さん。
原作者である石田スイさんが「現実にカネキがいたらこんな感じ」と絶賛したのがよくわかるほどこの役にぴったりでした。
演技という枠を超えて金木研になっていました。
ヒトとグールとの間でもがき苦しみ、時には狂ってしまうこれが『喰種グール』かと思わされるほど。
窪田くん本人が素のカネキに雰囲気が似ているところもそう感じる要因のひとつかもしれませんね。
霧島董香(トーカ):清水富美加
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なんと言っても髪をバッサリ切った清水富美加さん!
かなりクールな役どころである霧島董香(トーカ)を演じます。
それにしても清水富美加さん久しぶりに見ました。
エンドロールの名前も『清水富美加』。
色々ありましたが元気に演技している姿が見られてよかったです。(色々あったのはその後かも知れませんが…)
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清水富美加演じる霧島董香(トーカ)は鱗赫の喰種。
素早い動きが特徴で窪田正孝さん演じる主人公金木研と同じくらい戦闘シーンも多いです。
正直清水さんにはそんな動けるイメージを持っていませんでしたが、
戦闘シーンではキレッキレの動くを見せてくれました。
神代利世(リゼ): 蒼井優
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神代利世(リゼ)は喫茶店『あんていく』によく来るお客さん。
原作でもその美しい容姿から様々な人を虜にしており、
映画製作発表時からどんなキャストが選ばれるのか楽しみにしていました。
そんな中キャストが蒼井優さんと発表されたとき歓喜したと同時に困惑もありました。
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神代利世(リゼ)はそんな清楚な面とは裏腹にかなり暴力的な捕食を繰り返す『喰種-グール-』だったからです。
しかし実際に映画を観るとそんな不安も束の間、
まるで二重人格ともいえるこの役どころを見事に演じきっていた印章を受けました。
笛口リョーコ:相田翔子
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相田翔子さん演じる笛口リョーコは笛口雛実の母。
笛口リョーコさんは非常に大人しく、一見喰種には見えません。
夫を喰種捜査官に殺されてしまい、食糧に困っていたところ『あんていく』にお世話になることに。
人間ではないものの、『親子』というものを感じられる存在として映画ではキーパーソンです。
笛口雛実:桜田ひより
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先ほど紹介した笛口リョーコの娘。
喰種であるため学校にも行けず、友達もいない雛実は物静かで本を読むのが好きです。
読んでいる本の作家がきっかけで金木と仲良くなります。
『親子』を感じさせるシーンでは桜田ひよりさんの『子供』としての感情がたくさん表現されています。
亜門鋼太郎:鈴木伸之
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みんなのヒーロー亜門さん。
喰種捜査官の一人で、笛口親子を追って本局から派遣されてきました。
正義感が強く、喰種を駆逐することに一生懸命な男です。
僕は鈴木伸之さんの出演作をみたことが無かったので
イメージが湧きませんでしたが実際に演じている姿を観ると見事に亜門さんを表現しているなぁと感じました。
俳優としてドラマ『GTO』や大河ドラマ『花燃ゆ』、映画『桐島、部活やめるってよ』など数々の話題作に出演しているようです。
真戸呉緒:大泉洋
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亜門鋼太郎と同じく本局の喰種捜査官。
亜門の上司にあたり、コンビ組んで捜査に行っています。
少し独特な雰囲気や態度から他の捜査官から距離を空けられています。
真戸を演じる大泉洋さんですが、映画をはじめ、ドラマ、バラエティ、声優として数多くの役をこなしてきた大泉さんだからこそできる役どころなのかもしれません。
四方蓮示:柳俊太郎
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『あんていく』で働く喰種の一人。
過去に他の区で荒れていたころ芳村さんに助けられたことに恩義を感じて『あんていく』にいます。
無口ではあるが影からほかのメンバーを見守る兄貴のような存在。
柳俊太郎さんは寡黙ながらも深い愛を持つ四方に、まっすぐな心の大切さを教えられたとコメントしています。
映画内でもさりげなくカネキやトーカをサポートしている一面が観られます。
西尾錦:白石隼也
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金木が通う大学の先輩。
友達の永近英良が所属するサークルに金木も誘われたことから出会います。
西尾錦も20区の喰種。
他の区から神代利世が来たことにより喰い場が荒らされていたことに腹が立っていました。
永近英良:小笠原海
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金木の小学校時代からの友達。
金木の数少ない友達で、大学も同じところに通っています。
利世との一件で半喰種となってしまったカネキは人間であるヒデとの距離感に悩んでしまいます。
7人組メインダンサー&バックボーカルグループである超特急に所属する小笠原海くんが何事に対してもポジティブで明るい性格の永近英良を上手く演じていました。
また、modelpressのインタビューでは
「人間からしたら喰種は悪。だけど、喰種からしたら人間は悪。どちらがやっていることが正しいのか、本当に人間は正しい生き物なのか。そう問いかけることもありましたね。普通に生きているけど、実はすごく残酷な生き物なんじゃないかと思うことも。改めて人間らしさとは何かというメッセージが作品を通して伝わればと思います」
小笠原海の内なる想い―超特急の未来と窪田正孝に受けた刺激 モデルプレスインタビュー - モデルプレス
と本作に対する熱いメッセージを語っていました。
芳村:村井國夫
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20区にある喫茶店『あんていく』のマスター。
喰種の中でも謎が多いキャラクターです。
あんていくで芳村さんと共に活動している喰種はみな、芳村さんに何かしら助けられている過去があります。
主人公であるカネキも利世との一件以降、芳村さんに助けてもらうことになります。
人間が好きだと言い人間と共に生きるすべを喰種たちに教えている。
御年72歳である村井國夫さんですが、白髪でバーテン服を着こなしているお姿はかなりダンディでまさに芳村さんそのもの。
古間円児:浜野謙太
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『あんていく』で働く喰種の一人。
原作では『あんていく』のムードメーカー的な存在。
そんな古間さんのふざけっぷりを観たかったのですが
映画では登場回数がほどほどにされています。。
入見カヤ:佐々木希
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『あんていく』で働く喰種の一人
原作の後半からかなり活躍してくるキャラクターですが、原作無印1~4巻にあたる実写映画ではほとんど登場する機会もありません。
今回入見カヤを演じたのは佐々木希さん。
入見さんは原作でもあまり発言せずかなり落ち着いたキャラクターなので淡々とあんていくで仕事をしています。
佐々木希さんが喰種となって戦う姿が観たかった…
主題歌『BANKA』
映画の終了と同時に流れてくる歌声、
この声は、、き、君の名は、?
って感じでしたね。
illionとしてソロ活動をしているRADWIMPS野田洋次郎さんです。
あくまでも『illion』としての活動のため、『君の名は』でRADWIMPSを知った方や最近知った方は「??」となる方もいるかもしれません。
映画では主題歌フルで聴けるのでいいですね。
透き通った歌声で脳が浄化されるよう。。
『BANKA』が収録されているアルバム『P.Y.L』は好評発売中なので是非この機会にチェックを。
入場者プレゼント
期間中、映画館で『東京喰種』を観ると原作者石田スイ先生書下ろしコースターがもらえます。
1週目、2週目、3週目と配布されるコースターの絵柄が変わります。
8/12~第3週目が始まっており、8/18まで配布されます。
ちなみに僕が映画館で鑑賞したのは第2週目。
配布されたコースターを開けると
坂東巳之助さん演じるウタさんでした。
原作者である石田スイ先生は一風変わった、
幻想的な絵を描かれるので個人的に好きです。
週変わりで配布される入場者プレゼントコースター一覧はこちら。
【数量限定】8/12(土)~第3週目!入場者プレゼント6種決定!! – 東京喰種
原作漫画『東京喰種』『東京喰種re:』
原作漫画である『東京喰種』ですが、無印は1~14巻の全14巻です。
最終巻までスピード感溢れる展開をもって14巻で衝撃のラストを迎えます。
喰種や捜査官とのの激しい戦闘シーンや生き残るための情報戦など見所が多数あります。
無印『東京喰種』の続編となる『東京喰種 re:』です。
無印で活躍したキャラクターはもちろん、数年経ってかなりの新キャラクターが登場します。
全てのキャラクター個性があり目立ってきますので頭がなかなか追いつきませんが、つぎつぎと出てくる新事実や伏線には胸躍らされます。