なら燈花会参加レポート【オススメスポットをご紹介!】
もやいです。
昨日8月14日、行ってまいりました『なら燈花会(とうかえ)』。
東大寺・奈良公園への外国人観光客、
お盆で燈花会を見に来た日本人でかなり会場は混雑していました。
しかも最終日ということと日にち限定で点灯する場所もあったことも要因かもしれません。
僕はもちろん、ろうそくを写真に収めることを目的としていましたが、点灯開始時は観光客が多すぎて写真どころではありませんでした(笑)
点灯後、日が暮れると辺りの明かりはろうそくだけに。
かなり暗くなりましたので、人も目立たず写真をバシャバシャ撮っていました。
今回は今年『なら燈花会』に参加出来なかった人に向けて、来年参加される際に是非コースに入れていただきたいオススメスポットなどをご紹介します!
僕が会場にいた3時間ほとんど写真を撮っていました。
そのうちよく撮れたものをお見せできたらなと思います!
1.なら燈花会 概要
そもそも『なら燈花会』とは?
1300年前に都として栄えた奈良。
広大な自然の中に古代日本のおもかげが今も残る。そんな奈良にふさわしい、どこか懐かしさを感じ、 心を癒してくれるろうそくのやさしい灯り。「なら燈花会」はゆったりと時の流れる 世界遺産の地、奈良に集う人々の祈りを ろうそくの灯りで照らし出します。
1999年に誕生した「なら燈花会」。
古都奈良にろうそくの灯りがとけ込み、 人々の心にさまざまな感動を与えてきました。夏のたった10日間だけ、 広大な奈良の緑と歴史の中にろうそくの花が咲きます。「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまり。 これができると縁起が良いと言われています。
「なら燈花会」を訪れた人々が幸せになりますように。 そんな願いを込めてろうそく一つ一つに灯りをともします。
「なら燈花会」公式HP(http://www.toukae.jp/about/)より
今年2017年の『なら燈花会』の開催期間は8/5~8/14。
主なろうそく点灯エリアは以下。
- 浮雲園地
- 浅茅ヶ原
- 浮見堂
- 猿沢池・五十二段
- 甍-Iraka-
- 興福寺
- 奈良県立博物館前
- 東大寺(最終2日間のみ)
- 春日大社(最終日のみ)
2.是非ルートに入れて欲しいオススメスポット
1.春日大社『中元万燈籠』
平成30年に創建1250年を迎える世界遺産の春日大社。
燈花会開催期間の最後の2日間のみ、ろうそくが設置され鑑賞することができます。
またこの8月14日は『中元万燈籠』といい参道にある3000基すべての万燈籠に火が灯されます。この3000基というのは国内の全神社中最多。
その万燈籠は、石燈籠が約2000基、釣燈籠が1000基あります。
回廊内特別参拝は500円の拝観料がかかりますが釣燈籠を近くで見る事が出来るのオススメです。
この万燈籠に火が灯されるのは年に2回のみ。
夏の『中元万燈籠』と2月節分日に行われる『節分万燈籠』のみです。
『中元万燈籠』は2日間行われますが、一般公開されるのは14日のみなので実質2日ということになります。
これと同時に春日大社までの道のりもまたろうそくでライトアップされています。
会場内では1番東の端になりますので、最寄りの奈良駅や奈良公園からかなり歩くことになります。
浴衣で歩くのに疲れたという方は途中に小さいながらお茶屋さんもあり休憩できます。
また、道の途中では1個500円で手持ち提灯の販売を行っております。
外国人観光客や浴衣を着た女性が買っていた印象があります。
買うのにそれほど並びませんし、道中は暗くて危険ですので『なら燈花会』の雰囲気をさらに楽しみたい方には一石二鳥かもしれません。
『なら燈花会』期間中1日のみの開催ですが、
年二回という貴重な機会に是非春日大社に行ってみてはどうでしょうか?
2.浮見堂
浮見堂とは
奈良公園・鷺池に浮かぶ檜皮葺き(ひわだぶき)、八角堂形式(六角形)のお堂です。 水面に写る姿が美しく、水辺の憩いの場となっています。現在の浮見堂は、旧浮見堂が老朽化したために、平成3年から平成6年にかけての3年間の修復工事によって、その美しさを今によみがえらせました。 春日大社より浅茅が原の林をぬけていくとつきあたります。
奈良市観光協会サイト(https://narashikanko.or.jp/spot/structure/ukimido/)より
奈良公園の南に位置する浮見堂。
かなり人気のスポットで、歩いて行く道も交通規制がされており一方通行の道が多いです。
スタッフの方々の規制もかなり厳しく、浮見堂の橋の上で写真撮影のために少しも立ち止まることができませんでした。
『なら燈花会』のコースとして設定されている浮見堂の橋は一方通行でかなり混雑していますが、橋を渡りきり、次の点灯会場へ向かわず池のほとりへ向かうと打って変わってかなり落ち着いて浮見堂やろうそくを鑑賞することができます。
また、夜になってからでは確認しづらいですが
浮見堂横の桟橋から貸しボートに乗ることができます。
料金は30分900円。
貸しボート自体は1年中行っていますが、
紅葉の風景などとは違い夜のライトアップされた浮見堂を水面上から眺めることができるのは素敵です。
ろうそくの一日の点灯時間は約3時間であるのに対し、
貸しボートの待ち時間は30分から1時間ほど。
他の会場を回るよりボートでゆっくり鑑賞したいという方にはオススメ。
3.撮影した写真
1.鹿 in奈良公園
『なら燈花会』で設置されるろうそくは基本的に19:00からなので
到着からイベント開始までは奈良公園で鹿たちと戯れていました。
その間も絶えず写真を撮っていたので
そのうちの数枚をご紹介。
イケてる鹿を発見したので撮影。
思いのほかいい写真が撮れました。
十二支に鹿がいれば年賀状コースですね。
さすがは観光地にいる鹿。
カメラを向けると否や目線いただきました。笑
夕方になり、みんな眠くなってきたのか足をたたんで座っていました。
毛づくろいしていたり、草を食べていたり、みんな元気で愛らしかったです。
鹿に可愛いというイメージはあまり無いかもしれませんが、
絶えず耳がひょこひょこしているのがとても可愛いですよ。
2.燈花会
春日野園地(8/5~8/14)
春日野園地のトイレ横階段
浮雲園地(8/5~8/14)
5.まとめ
浮雲園地南側の交差点
いかがでしたか?
最終日でかなり人が多かったですが
園地や神社に置かれた大量のろうそくには目を奪われました。
Twitterでお見かけした写真家の方々は期間中の比較的空いている日にちに行かれていました。
ろうそくが設置されるエリアに限りがあるものの、家族や友達とゆっくり落ち着いて見たいという方、人をできるだけ映さずに写真を撮りたいという方は最終2日間はやめておくのが無難です。
また、日にちを分けて期間中2日間来て色々なエリアをゆっくりと楽しむのもありかもしれませんね。
僕もまた来年今回行くことができなかったエリアやお寺に行きたいと思います。